こんにゃくの成分

健康と美容に役立つ!こんにゃくの成分

低カロリーでヘルシーなだけじゃない!こんにゃくには様々な栄養成分が含まれている食材です。

吸収のよいカルシウム

意外でしたが、こんにゃくにはカルシウムも多く含まれています。カルシウムは骨や歯の成長やイライラを鎮める作用があります。
カルシウムと言えば乳製品と思われがちですが、アレルギーのある人もいますし、乳糖不耐症の人ならおなかがゴロゴロするので合わない人もおられるでしょう。
小魚などもカルシウムは豊富ですが、消化が悪いのですべてを吸収できるわけではありません。その点、こんにゃくのカルシウムは酸に溶けやすく、胃の中で容易に溶けて小腸から吸収されやすいため効率良い食品と言えます。
こんにゃくの中でも濃いめのこんにゃく液を利用する糸こんにゃくは板こんにゃくに比べて約2倍近いカルシウムが含まれています。

肌に役立つセラミド

最近の研究では、肌の老化やアトピー性皮膚炎によってカサつきや肌荒れが起きている時には、患部だけでなくカラダ全体にセラミドが不足していることが確認され、その結果 乾燥や肌荒れ・かゆみなど水分不足からくる肌トラブルを引き起こすと考えられています。他にも免疫賦活作用、抗腫瘍作用、神経細胞活性化作用などの肌以外の効果も研究が進められています。

決め手は、伝統製法の生芋こんにゃく

現在一般的なこんにゃくは、こんにゃく芋の皮を除いて天日乾燥し粉状にした「こんにゃく精粉」を原料としています。
でも昔ながらの皮ごとこんにゃく芋をすりつぶして作る「生芋こんにゃく」の方が、セラミドが豊富です。
白こんにゃくと黒こんにゃくがありますが、白こんにゃくは精粉で作られ、黒こんにゃくであっても精粉でつくったものにはヒジキやアラメの粉が加えられて黒くしています。
購入の際には「生芋」という表示をチェックしてみてください。

ダイエット食品としても重宝されています

こんにゃくは水分が多いですが、歯ごたえもあるので脳の満腹中枢が刺激され、わずかな量を食べても満腹感を得やすいのでダイエットに役立ちます。